木村英輝の代表作
青蓮院門跡 華頂殿の襖絵 -蓮三部作-。 扇子用に再び描きおろされた三部作の原画をスキャニング、粗目の凸凹が特徴の国産ファインアート紙に高精細の顔料プリントを施したジクレー版画。
こちらは〈極楽浄土(ごくらくじょうど)/The Land of Happiness〉の図案です。
金縁を手作業で加筆することにより、原画と見まちがうほどの立体感と迫力ある作品に仕上がっています。
扇子の約1.5倍のサイズで描かれているため迫力あるサイズ感です。深い濃茶の隅丸フレームで額装いたしました。
Giclee(ジクレー)版画とは フランス語で“吹き付ける”という意味のジクレー(ジークレー)はリトグラフやシルクスクリーン版画と違い、版を用いずに刷り上げる最先端の版画技術です。
原画を高解像度でスキャニングしたデジタルデータを、国産ファインアート紙に高精細で高色域、高い保存性を誇る顔料プリントを施しています。
ジクレーは、作品の凹凸やキャンバスの質感など微妙なニュアンスを再現し、作者独自の“色”と“タッチ”を最も忠実に表現する技術と言えます。また、ジクレープリントにさらに加筆することで,原画とかわらないほどの立体感と迫力ある作品に仕上がります。
ジクレー版画には正式な作品として木村英輝直筆のサインが入ります。
美術館レベルのクオリティ 12色のインクを何度もドロップすることによって従来のプリントでは表現できなかった色彩を表すことを可能にしました。
木村英輝作品の色彩と躍動感を表現するベストパートナーとしてミュージアム・クオリティの作品をお届けします。
250年規模の耐光性を実現 美術作品として耐光性は最も重要な要素です。作品完成時の状態を保ち、できるだけ永く遺すことが求められます。ジクレーで用いる顔料インクは用紙との組み合わせにより、高い耐水性と150〜250年※規模の耐光性を実現しました。
(※一般的なガラス内に展示した場合の対抗年数期待値。)